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ボクは、せっかくの早川さんのご好意ということで、ボクの自信のある商品が目立つように商品の並べ方を変えさせていただくことにした。そして、会社に戻ってから、上司の平塚係長に今日の出来事を報告した。
「そうかい、キミの自信と熱意を持ってしたことなら、ボクの方はOKだよ。とにかく、ウチは 若い社員にもいろいろと任せてくれる会社なんだから、これからも 自分の意志でしっかりと進めてきて、後でちゃんと報告してくれればいいんだぞ」
こうして、平塚係長からあらためてOKをもらい、次の日ボクはスーパーBに様子を伺いに行った。
 「いやぁ、正人くんの売り込み通り、すごい売れ行きだねぇ」
「はいっ! ありがとうございます。できましたら、あちらのコーナーにも関連販売としてこの商品を置かせていただければと思いまして!」
「まったく、若いのに商売上手だねぇ。よし、あっちにも置いてみるか!」
これだから、営業って楽しいんだよなぁ、とつくづく思った出来事だった。
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せっかくのご好意をムダにしてはいけない。キミの自信ある商品を置いてみよう |
■ワンポイントアドバイス■「メロディアンは、 若い社員にもいろいろと任せてくれる会社。キミの実力を発揮できるチャンスはたくさんある!」
次の難題は [4.どうする?現場での生の声]
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