メロディアン
それから3日後、松元センパイが突然ボクに質問してきた。

「ところで、正人。売場で、目線より下の棚に置く商品の方が、上の棚に置く商品よりよく売れるのは、どうしてかわかるか?」

いきなりこんな質問をされて、もちろん松元センパイに返す言葉があるはずはない。

「それはな、お客様が一番商品に注目するのは、平均的な目線の位置(100〜120cm)だけど、それより低い腰の位置(60〜80cm)にある商品の方が手に取りやすいからなんだ。オマエ、今まで疑問に思うことはなかったのか?」
「いいえ…、どうしてかなぁって思うことはあったんですけど」
「それなら、なぜその時に質問してこなかったんだ? ウチは風通しのいい会社なんだから、分からないことがあればドンドンと質問してこいよ

それから、松元センパイは売場での商品の並べ方についていろいろとボクにレクチャーしてくれた。これからは、疑問に思ったことはウヤムヤにせずに、いろいろな知識や情報をドンドンと吸収していくぞ!


A2 2  疑問に思えば、すぐ質問。ウヤムヤにしておくのが一番よくない

■ワンポイントアドバイス■
「新入社員のキミには、センパイもお店の人も寛大だ。大切なことかもしれないし、疑問はどんどんとなくすこと。『笑われるから、恥ずかしいから』では、ちっとも進歩しないぞ!」

次の難題は [3.商品許可なく変えるべからず!?]