高濃度水素水の飲用効果
国際一流誌のMedical Gas Reserch誌に研究成果が掲載されました。高濃度水素水の4週間の連続飲用により、健常者の日常生活における睡眠、メンタルヘルス(心の健康状態)、自律神経機能と認知的作業時の意欲が改善され、生活の質の改善をもたらすことが明らかになりました。
研究概要
日常生活における気分、不安、および
自律神経機能の改善のための高濃度水素水
<試験対象、方法>
・対象者:20~49歳男女26名(女性13名・男性13名)平均34.4±9.9歳
・高濃度水素水を1日あたり300ml×2本(濃度0.8~1.2ppmの高濃度水素水)を、朝食後・夕食後に1本づつ5分以内で摂取。4週間飲用を継続した。
・4週間飲用の前後で、睡眠、疲労、気分、不安、抑うつに関する質問票調査、自律神経機能の検査、認知機能の検査を用いて評価を行った。
高濃度水素水の検査
<結果>
高濃度水素水を摂取した方が、抑うつと不安に関するK6スコア(心の健康状態の指標)および交感神経の活動が有意に低くなった(図A・B)。
高濃度水素水を摂取した方が、抑うつと不安に関するK6スコア
数値は平均値±標準偏差を表す。※P<0.05(高濃度水素水摂取群と水素未含有水摂取群を比較)
<考察>
成人被験者が高濃度水素水を4週間飲用することにより、気分、不安、自律神経の機能が改善された。このことは、生活の質(QOL)を向上させて良好な健康状態を維持するために高濃度水素水飲用が効果的である可能性があることを示唆している。さらなる試験において、持続的なストレスにさらされている被験者や慢性疲労の被験者に高濃度水素水を投与することの効果を特定しようと考えている。
<出典>
Hydrogen-rich water for improvements of mood, anxiety, and autonomic nerve function in daily life.
Med Gas Res. 2017; 7(4): 247-255
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