環境活動
三重工場の省エネルギー活動
メロディアンの工場では、これまで企業活動に直結する様々な省エネルギーに関する取組を実施しています。
ここでは、継続的な活動と設備更新による省エネ効果についてご紹介致します。
【製造設備トラブル停止時間低減】
全社に対して方針項目にも掲げて、工場全体で取り組んでいるこの取組は、長年培ってきた製造現場の知識と経験、そして継続した改善活動による賜物であります。
機械の修繕費用や、作業員の待機時間などは、そのまま製造コストにも直結します。トラブルによるイレギュラーな作業が原因の作業事故防止にもつながり、職場環境の改善にもつながっております。
2021年度は昨年対比88%となり、2016年度からでは、約28%低減、2018年度以降の停止時間は上昇する事無く推移しています。
さらなる改善が出来る様、今後も継続して取り組んで参ります。
【アイスビルダー設備の更新】
2020年1月、アイスビルダー(冷却用チルド水製造)設備の更新を行いました。
冷媒ガスはオゾン層を破壊しないHFC(R410A)に切替され、冷凍機もインバータ化し、負荷に応じた制御運転が可能となりました。
外気温や生産状況に左右されますが、アイスビルダー設備全体の電力量は
更新前との比較で約16%減、100,000kwhの削減が出来ております。
【殺菌機立ち上げ時間の最適化による蒸気使用量削減】
濃縮コーヒーの製造ラインにおける殺菌機の昇温時間の分析により蒸気供給を1週間の製造あたり2時間分削減する事が出来月の消費用で約3,600kgの省エネが可能となりました。
2022年3月よりコーヒーラインが2ライン体制となった為、さらに省エネ効果は大きくなっております。
今後も、品質最優先の中で出来得る省エネ改善の取組を継続して参ります。