環境活動

三重工場の消費エネルギー活動
メロディアンの工場では、これまで企業活動に直結する様々な省エネルギーに関する取組を実施しています。
ここでは、継続的な活動と設備更新による省エネ効果についてご紹介いたします。
【製造設備トラブル停止時間低減】
全社に対して方針項目にも掲げて、工場全体で取り組んでいるこの取組は、長年培ってきた製造現場の知識と経験、そして継続した改善活動による賜物であります。
機械の修繕費用や、作業員の待機時間などは、そのまま製造コストにも直結します。トラブルによるイレギュラーな作業が原因の作業事故防止にもつながり、職場環境の改善にもつながっております。
2016年度からは、約23%低減、2018年度以降の停止時間は、上昇する事無く推移しています。
さらなる改善が出来る様、今後も継続して取り組んで参ります。

【空調機設定温度見直しによるコスト削減】
2017年度の取り組みとして、充填室の作業環境改善と省エネルギー活動の両立を目的に、床から6mの高さにあった空調の吹き出し口へ、3mのダクトを設置し、冷風の吹き出し口を作業者の近く(床から3m)まで延長することで、作業者の周囲の室温を直接調整しやすくなりました。
この設備改善を実施した結果、4台の空調機の冷房時に設定温度は2台を2℃アップ、2台を4℃アップすることができました。
2017年度からは、約20%低減ができており、同様の案件を水平展開できるよう取り組んで参ります。


【アイスビルダー設備の更新】
2020年1月、アイスビルダー(冷却用チルド水製造)設備の更新を行いました。
冷媒ガスはオゾン層を破壊しないHFC(R410A)に切替され、冷凍機もインバータ化致しました。
生産量に左右されますが、アイスビルダー設備全体の電力量は更新前と比較し年間で約11%減、68,370kwh の削減が出来ております。
